なぜ「引き寄せの法則」が上手く活用できないのか?
こんにちは。
ヨンソです。
今日からのテーマは「引き寄せの法則」
これまでの人生の経験を振り返りながら「引き寄せの法則」について僕なりの解釈をお話しさせて頂きます。
皆さんは「引き寄せの法則」について、どのようなイメージがありますか?
一般的には自分が望んだもの(思考)が現実化することを「引き寄せの法則」と理解されてる方がほとんどです。
同質のものが引き寄せられる。類は友を呼ぶ。
こんな感じでしょうか。
僕もこの3年間で幾度となく「引き寄せの法則」に関するセミナーやお話会を日本、韓国、アメリカでしましたが、ほとんどの方がこのような回答です。
中にはスピリチュアルやオカルト的なジャンルとして捉えている方も。
また、「引き寄せの法則」を知っていて、活用できてる方がどれくらいいるかというと、ほとんどの方が活用できていないのが現実です。
私の経験則から「引き寄せの法則」は存在すると確信してます。
しかし「引き寄せの法則」というネーミングが多くの人を混乱させ、スピリチュアルやオカルトだと誤解させているように僕は考えます。
引き寄せの法則とは信念の法則です。
僕はそれに気付くまで多くの失敗と挫折を繰り返してきました。
「引き寄せの法則」は、知識や理論では分かり得ない宇宙の法則です。
自分で実際に体感するしかありません。
僕が「引き寄せの法則」の考えた方に出会ったのは、今から12年前。
30歳になり、それまで勤めていた会社を退職し、家業を立て直すためにビジネス(経営)という世界に足を踏み入れました。
サラリーマン時代は決まった時間に会社に行き、与えられた仕事をしているだけで、毎月決まった日に給与が支払われることが当たり前の生活をしてました。
手にしたお給料で、友人や同僚と飲みに出かけたり、パチンコへ行ったり、彼女とデートをしたり、サッカーをしたりと、今思えば、何も考えず安定した生活を送っていたように思えます。
しかし、経営の世界は毎日がお金のやりくりに終われる世界でした。
特にバブルが崩壊後、金融不安などもあり、経済が冷え込み、家業も非常に厳しい状況下であったとこもあり、いかにして事業を継続させ、家族の生活を守って行くのかを必死に考えていた時期でした。
今まで経験もない世界で何をしたら良いかも分からず、ただ、自分のやれることを必死でやっていたように思います。
襲ってくる不安を逃れるために、占いへ出掛けたり、神社や仏閣を巡り、神頼みをしたり、藁にもすがるような思いで、母と色々なところへ出掛けたのを記憶します。
そんな時、ふと立ち寄った本屋で見かけたのが、「思考は現実化する」というタイトルの本でした。
思考が現実化する・・・・
中身を見たら、成功哲学について書かれている本でした。
シンプルにいうと「成功の鍵」は自分が普段考えていることが、全て現実化するという内容でした。
この考え方は今までの自分の人生の中に全くと言っていいほど、存在しなかった「概念」でした。
僕はこの時、これだ!!!!と魂が震えたのを今でも鮮明に覚えています。
ここで初めて、成功には哲学があることを知りました。
僕はこれをきっかけに「成功哲学」に関するありとあらゆる本を読み漁りました。
それにまつわるセミナーや成功哲学プログラムも受講しまくりました。
結果は、、、、、、、
全く変化がありませんでした。(T_T)
自分のセルフイメージを高めるために、アファーメーションを繰り返し、ビジョンボードをベッドの横に貼り、いつでも自分の理想を見れる状態にしてました。
セミナーで教わったことを忠実に実行していました。
それでもやはり状況は変わりませんでした。
何故、現実化しないのか疑問になり、またセミナーへ通い、新しいやり方を学び、その時はエネルギーが上がり、
よし!やるぞ!!!という気になるが、
また数日経つと????が湧いてくる。
これを3年ほど繰り返していたのです。
完全にセミナージプシーと化していたのです(笑)
使ったお金を考えると実は笑えません。。。
これは20代にほんの少し経験した「ネットワークビジネス」の心理状態と似ていました。
セミナーに参加し、講師の方の話を聞いていると「自分もできそうな気」がしてきます。
講師の方の成功体験を聞いて自分にもやれるとエネルギーが上がります。
ネットワークビジネスの時も、成功していると思われる方の話を聞いていると、とても簡単にお金が稼げそうな気がして始めてみましたが、全く結果は出ませんでした。
結果が出ないと「ネットワークビジネス」のことを疑い出します。
そうすると周りからは「ネットワークビジネス」に関する良くない話が聞こえてきます。
それで「やっぱりそんなにうまい話なんて存在しない」と勝手に自分でイメージを作り上げます。
すると次に友人などに「ネットワークビジネス」の話をされた時、すぐに拒絶反応を示します。
これは僕が作り上げた過去データがそうさせていたのだと、今では理解出来ます。
このように人は勝手に自分の中で信念を作り上げるのです。
「ネットワークビジネス」で成功した方やそれで豊かになった方とは真逆の信念を持っていることになります。
「ネットワークビジネス」そのものに良いも悪いもありません。
全ては「ニュートラル」であり、自分が勝手に意味付けをしているだけなのです。
この時の僕の心理状態は以下のようです。
セミナーへ行く→やれそうな気がする→取り組む→結果が出ない→焦る→疑い出す→疑いを晴らすために次のやり方を求める→セミナーへ行く。
こんなサイクルを繰り返してました。
その内、知識だけはどんどん増えて行き、「引き寄せの法則」と聞いたら、「知ってるよ」と分かったように答えてました。
この「知ってるよ」の裏側にはどんな心理が働いていたかというと、「それやっても無駄だよ」的なものがありました。
この時点で僕は「引き寄せの法則」を完全に疑いの対象として見ており、そのうち見向きもしなくなり、忘れていき、次のメソッドや占い的なもに自分の身を委ねることを繰り返す。
いかがですか?
過去の僕の経験から貴方は何を感じられますか?
もう一度言います。
「引き寄せの法則」とは「信念の法則」だと僕は考えます。
そうです。
僕は「引き寄せの法則」を疑った結果、疑いたくなるような現実をどんどん体感していたことになります。
これは裏を返せば「望みが見事に叶っている状態」です。
また、セミナーへ行く理由は「欠乏感」が動機となってました。
現状の自分は「ダメ」だから「変わりたい」。そう思ってセミナーへ足を運ぶ方が多いのではないでしょうか。
もちろんキッカケにとしては良いです。
これが実は落とし穴になると僕は考えます。
欠乏感からくる願望は叶いにくいというお話は以前の僕のブログでもお話させて頂きました。
お金がないからお金が欲しい
この心理は「今、お金がない自分を見ている状態」です。
この状態は「お金がない状態」を引き寄せます。
「引き寄せの法則」でも「今、すでにそうなっているとうエネルギーの状態でないと望んだエネルギーは引き寄せられないと書いてます。」
今、その周波数にいないと、同質の周波数が引き寄せられないのです。
テレビやラジオの原理と同じです。
引き寄せの法則が活用できない理由の主な原因は
「欠乏感と疑い」
この二つにあると僕は考えます。
「引き寄せの法則」の名著「エイブラハムとの対話」にはこのように記されてます。
あなた方は自分が気付いていようがいまいが「いつも」「引き寄せの法則」を使っている。法則は貴方の行いのすべてに働いている。引き寄せの法則を意図的に活用するには、そういう法則があるのだと認識することが一番大切だ。
そうなんです。
「引き寄せの法則」は貴方が信じようが信じまいが、そのような信念とは一切関係なく働いているという意味です。
万有引力の法則から逃れられないのと同じです。
引力が見えないから、信じていないからと言って、宙に浮いている人はいませんよね?それと同じです。
地球に生まれた以上、引力から逃れるという例外があり得ないのと「引き寄せの法則」は同じだということを意味してます。
だったらそれがあるんだという認識を強めないと「意図的」には使いこなせないのです。
人生が上手くいってない時や困っている時は、とにかく現状をなんとかしたいという思いから、やり方を求めてしまいます。
これにより法則の肝心な部分を見落としてしまいます。
僕も完全にこれを見落としていました。
後に読み返した時には、笑いが出るくらい衝撃的な文章に見えました(笑)
このシンプルな認識が実は一番大切なんです。
「引き寄せの法則」はいつも貴方の思考に働いているので、意図的に思考の焦点を定めることがとても大切です。
では、どのようにして意図的に思考の焦点を集めるのか?
また、「欠乏感」や「疑い」はどのようにするば無くせるのか?
その具体的な方法について次回以降お話しします。
以前書いたブログの中にも参考になるようなお話があります。
是非、一度お読み下さい。
一人でやるのが不安で継続できる自信がない方は、是非、僕に気軽にご連絡下さい。
貴方の幸せのお手伝いをさせて下さい。
それが僕のミッションであり世界平和へ向かう具体的な取り組みへ繋がります。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございます。
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